一般的に、コーヒー向けの包装材には、豆から排出される炭酸ガスを脱気し、袋の膨張・破裂を防ぐためにプラスチック製バルブが使われています。MIBが開発した脱気のための流路を形成する技術「TiMELESS®」は袋のシール部分に脱気のための流路を設け、袋内部のガスコントロールを行います。本技術を包装材に施すことで従来、袋に使用されていたバルブが不要になり、環境負荷を低減することができます。また、バルブが不要になることからバルブ調達のための部品代や加工賃が削減され、結果として従来の豆袋よりコストダウンと、部品数削減による袋の納期短縮と安定供給が期待されます。環境負荷低減、コスト削減と安定供給がPostCoffeeに評価され、本包装材の採用にいたりました。「TiMELESS」は今後、コーヒー向け包装材以外にも青果物や冷食向けに展開していく予定です。

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